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2020 SKYT - リジャイナ市と群馬県藤岡市のフレンドシップ協定

29年の時を経てとうとう実現!
リジャイナ市と群馬県藤岡市のフレンドシップ協定


 2019年8月3日、サスカチュワン州リジャイナ市と群馬県藤岡市は、経済、文化、教育面での交流を目的とした「フレンドシップ協定」を締結しました。両市間で29年前から続く中学生交換プログラムをきっかけに実現したこの協定は、サスカチュワン州と日本の都市間で初めて結ばれる友好都市協定です。リジャイナ市内で行われた調印式には、藤岡市から新井雅博市長、野口靖市議会議長をはじめとした使節団が日本から出席しました。
 この協定のきっかけとなった中学生交換プログラムは、群馬県藤岡市で外国語指導助手として働いていたリジャイナ市出身の若者が1991年、自分の任期終了の際、藤岡市の中学生数名をホームステイ体験のためにリジャイナ市に招いたことから始まりました。藤岡市の教育委員会でもプログラムの重要性が認識され、5年後には藤岡市とリジャイナ市の間で各年交互に生徒の派遣を行うようになりました。現在では各市から毎年25名の中学生が参加しており、開始当初からの参加生徒の合計数は約600人にものぼります。2015年に藤岡市の生徒たちがリジャイナ市役所を表敬訪問した際に、マイケル・フーゲル市長から何らかの協定を両市の間で結べないかとの提案があり、それをきっかけにリジャイナ市の有志が集まり、友好関係の公式化に向けて動き出しました。
 今回の協定締結への懸け橋となったもうひとつの活動が和太鼓交流です。2018年に「上州藤岡上杉管領太鼓」のメンバー3名がリジャイナ市を訪れ、リジャイナ市の和太鼓グループ「響太鼓」と交流を深めました。響太鼓は2014年にリジャイナ在住の日本人有志によって結成され、サスカトゥーン市とウィニペグ市の和太鼓グループによる指導や日々の練習のもと、その活動の場を広げてきました。今回の調印式でも演奏を行い、両国間交流のシンボルとして重要な役目を果たしました。
 和太鼓交流、中学生交換プログラムの他、今回の協定に至るまでには群馬医療福祉大学とリジャイナ大学の間で学術交流協定など、多岐にわたる市民交流が両市間で行われてきました。姉妹都市と異なり、フレンドシップ協定には毎年の両市間訪問などが義務付けられないため、より幅広い地域団体間交流の発展が望まれています。しかし市役所に任せきりでは友好関係が消滅してしまう恐れがあるため、今回の協定締結を牽引してきた両市の市民メンバーによって、リジャイナ市の大谷まどか氏を代表とした「RAFF-COM (Regina And Fujioka Friendship COMmittee)」が結成されました。藤岡市とリジャイナ市の架け橋となり、草の根レベルの様々な交流プロジェクトを通して関係をさらに活性化させていくことが目標です。





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