JAPANとALBERTAから、JAPANAB(じゃぱなび)と名付けられた無料タウン情報誌。
アルバータ州在住の輝く日本人に焦点を当て、面白く、役立つ情報を発信中。
季刊誌「Japanab」は、2022年1月発行の「Japanab vol.39 2022 January」より、1月と7月の年2回刊誌に刊行サイクルを変更いたしました。
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2021 July - 皆様にお会いできる日を心待ちにしています

在カルガリー日本国総事 内田立国

 皆様、お元気ですか。在カルガリー日本国総領事をしております内田です。3月下旬にカルガリーに到着して、二週間の隔離後、4月中旬から任務を開始しました。当館は平原の三州、北部の二準州という広大な地域をカバーしていますが、これまで、コロナ禍の中、むしろオンラインを活用して、この地域の様々な分野で活躍されている方々に挨拶し、日本との関係等について会談してきました。オンラインは味気ないところがあるかもしれませんが、普段余り会えない人でもコンタクトできるのは強みです。「コロナが収束したら直接会いましょう!」が合言葉になりました。
 カナダでの生活は初めてなので、見聞すること、感じること全てが新鮮で興味をそそられます。多様性が豊かですね。連邦と州との関係を含む国の仕組みから個人のレベルまで。この関連で、先ず印象的だったのはビールです。
 私が住んでいる公邸の近くに酒屋があり、私は到着後先ずはカナダを代表するビールを飲みたいと思って尋ねたところ、そういうものはないとの答えが返ってきました。カルガリーとその周辺で作られている酒を主に売っているとのこと。カナダ代表はあきらめ、推薦されたビールを飲むとこれが美味しいのです。すっかり店の常連になり、次々と推薦に従い試しています(因みに私はアルコール中毒ではありませんので、念のため)。味は醸造所によってそれぞれ個性があり、缶や瓶のデザインも独創的で大変面白いと思います。
 それと皆さん、程よくフレンドリーですね。表現の仕方が余り大げさではなく、でも温かいと言ったちょうど良いところにあるように思います。日本とカナダが長年にわたって友好関係を育んできた背景には、このようなお互いにとっての心地よさがあるのではないでしょうか。
 まだまだ、カナダを学習中ですが、奥が深そうです。各州によっても色々と違いがあるそうですし。今後、少しずつ解明していきたいと思います。






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