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2018 January - アルバータ州のProvincial Nominee Programの大幅改訂について

 2018年1月2日よりアルバータ州の州移民指名プログラム(AINP)が大きく変わり、これまであったカテゴリーが下記の二つに集約されます。
  •  Alberta Opportunity Stream:州審査を通過して認可証を取得した後、連邦政府に申請します。
  •  Express Entry Stream:先に連邦政府の移民申請管理システム(Express Entry)に登録します。その後、州の認可証を取得してスコアを上げることが可能です。
 2017年11月24日現在、後者の詳細がまだ発表されていないため、今回はAlberta OpportunityStreamに絞って改訂の概要を説明します。
 Alberta Opportunity Streamは、AINPの従来のふたつのストリーム、雇用主のジョブオファーが必要なEmployer-Driven Streamと、ジョブオファーが不要なStrategic Recruitment Streamが一本化されたものです。アルバータ州政府は連邦政府が割り当てる認可証発行数(2017年は5500)にしたがって、年間の申請書受付数、産業セクター、職種ごとの認可証の発行数を設定すると表明しています。


Alberta Opportunity Streamの申請要件
 申請要件の概要は以下の通りです。
  1. 申請者は申請時及び審査時にアルバータ州で合法的に就労中であること。カナダの職業分類(National Occupational Classification)のスキルレベル0、A、B、C、Dまでが対象となりますが、一部不適格の職種があります。(例:ケアギバー、アスリートなど)
  2. 申請者は申請時及び審査時に有効な就労ビザを保有していること。有効な就労ビザとは、LMIAベースの就労ビザ、LMIAが免除された就労ビザ(国際貿易協定に基づく就労ビザ、駐在員のビザ、ワーキングホリデービザなど)で、ビザの更新、切り替え中は有効とはみなされません。
  3. 英語またはフランス語の全スキルでCLB4(NCLC4)以上であること。2019年1月からはCLB5(NCLC5)以上に基準が引き上げられます。尚、NOC 3413(看護助手など)はCLB7以上(NCLC7以上)のスコアが求められます。
  4. 高校卒業以上の学歴を持ち、学歴の査定(Educational Credential Assessment)を取得していること。
  5. 申請時及び審査時に同一職種で働いていること。
  6. 申請時から遡って18カ月のうち12カ月以上アルバータ州内で現在の職種にフルタイムで就労していること、もしくは、30カ月のうち24カ月以上アルバータ州外及び国外において現在の職種にフルタイムで就労していること。学生ビザやインターンシップの就労経験は認められません。
  7. アルバータ州の免許、登録、資格が必須な職種については、それを取得済であること。
  8. アルバータ州の雇用主から現在の職種で12か月以上のフルタイムのジョブオファーを取得していること。
  9. 最低所得要件を満たしていること。単身の場合は年間24,952ドルです。

これまでのAINPと何が違うのか

  • スキルレベル、職種に関わりなく同一プログラムで申請することになります。
  •  Cook、ChefなどのOptional Certification Tradeは、従来必須だったアルバータ州のライセンスなしで申請できるようになります(と解釈されます)。
  • スキルレベルC、Dのみに必要だったCLB test/NCLC testが全ての申請者に要求されます。
  • カナダ国外の学校を卒業した場合は、Educational Credential Assessment (ECA)が必要となります。
  • 留学生を対象とした特別プログラムがなくなります。

 以上は、2017年11月24日時点での情報です。ルールが大幅に改定されると新しいルールによる申請者が驚くほど速くプロセスされることがあります。要件を満たしている人は速やかに行動を起こすことをお勧めします。

上原敏靖
カナダ公認移民コンサルタント(ICCRC:#R420631)
QLSeeker Canada Inc.
www.qlseeker.ca





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