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2018 January - バレンタインデーとチョコレートのお話

バレンタインデーの起源
 2月14日、日本では「女性が男性にチョコレートを渡し告白する日」と刷り込まれていますが、本来のバレンタインデーの起源をご存知ですか? 3世紀のキリスト教聖職者である聖ウァンティヌス(英語読みバレンタイン)を記念する日からきています。当時、ローマの皇帝クラウディウス2世は、兵士の士気が下がることを危惧し、兵士の婚姻を禁止しました。故郷に愛する人を残したまま戦地へ赴けば、命をかけて戦えないと考えたからです。しかし、この法に背いて、ウァンティヌスは若い兵士の結婚式を執り行います。そして、クラウディウス2世の怒りを買い、処刑されてしまいます。このエピソードより、恋人達の守護聖人として、民間で信仰され始めました。聖ウァンティヌスが殉職した2月14日をバレンタインデーと呼び、恋人達が中心となって、愛する者同士が贈物を交わし、祝うようになったと言われています。(諸説あり)日本でバレンタインにチョコレートを贈る風潮になったのは、1936年にモロゾフ社が出したチョコレートを贈りましょうという宣伝に始まったのが由来と言われています。その後デパートのバレンタイン商戦によって普及されました。

あなどれないチョコレートの効用
 チョコレートの主原料、カカオのルーツは中南米地域。マヤ文明の頃、マヤの皇帝はローストしたカカオ豆をすり潰した飲料を不老長寿の薬として愛飲したと言われています。欧州に伝えられたのは16世紀の大航海時代、薬効のある高価な飲み物として貴族たちの間で人気を博しました。現在では、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには抗酸化作用があり、悪玉コレステロールの酸化と血管への沈着を防ぎ、動脈硬化の進行を抑制できるとされています。また血管を広げ、血行を良くする作用があります。自律神経を調整するテオブロミンによるリラックス効果、カカオポリフェノールによるストレス状態からの回復力アップなどが検証されています。ダークチョコをちょこちょこ(2時間おきぐらい)食べるのが一番効果的。

チョコレートショップ店員から人気アイテム情報
 日本に住んでいた頃、バレンタインの時期は本当に憂鬱でしたね。日本社会の暗黙の了解となっている“義理チョコ”に毎年苦しめられませんでしたか?今思い返すと、日頃のちょっとした感謝をさりげなく形に出来るという意味では、まさに“チョコミュニケ―ション”!チョコレートで繋ぐ、人と企業をハッピーにする良い機会だったと思えます。1年で最も忙しいバレンタインデー、意外にも9割が男性のお客様。どんなチョコレートが良いのか悩むのもまた幸せな時間ですが、人気があるのはチョコレートで出来た“バラの花束”や“バレンタイン限定のフルーツフレーバーチョコレート”。送る相手の趣味に合わせたテーマチョコレートも「あなたを見てますよ」という証。皆さんは、大切な人の喜ぶ顔を思い浮かべながら、どんなチョコレートを選ばれるのでしょう? 年に一度のバレンタインデー。今年も大切な人やお世話になっている人に気持ちを伝えませんか?

文:TURNER みのり
Cococo Chocolatiers Inc.
Cococo owns and operates Chocolaterie Bernard Callebaut.
2000 Airport Road, NE, Calgary, Alberta




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